考え方が違い、スケールも違う...

先日、長期有給休暇を取りカナダをメインに旅行に行ってきました
(休みの間、サポートしていただいた皆様ありがとうございます)
 
国別に流れを書くと
日本→(飛行機)→カナダ→(徒歩)→アメリカ→(徒歩)→カナダ→(飛行機)→アメリカ→(飛行機)→カナダ→(飛行機)→日本
こんな感じの旅行内容なので色んな事があるのは当然のこと…
 
トラベルとトラブル 
 
日本語で書くと一文字しか違わないですし
長期旅行には、一つや二つはトラブルはつきものなのですが
さすがカナダというトラブルがありました…
 
原因は山火事なのですが
【火事を見つけたら消火する】
これって当たり前だと思っていたのですが
【自然に起きた火事は、自然に消えるまで待つ】
これがカナダでは当たり前
 
その考え方が当たり前なので
 
山火事発生
自然に消えるまで待つ
火事が道路付近にまで広がる
自然に消えるまで待つ
危ないので、道路を封鎖
帰り道が無くなる
迂回するしかない
 
で、その迂回するしかない のスケールが違いすぎて
 
なんと迂回距離を含めると総走行距離は1300キロ
 
1300キロを日本の地理に当てはめると
東京から鹿児島の距離なんです( ̄□ ̄;)
ってか、普通ならそれなりの覚悟がいる距離です(笑)

1300キロも走っていると色んな事がありました
「エルク」 と呼ばれる大型の鹿も偶然、見れたし。
現地ガイドさんの知り合いのガイドさんが助けを求めてきてバスに乗車したり
観光地化されていない小さな町は一軒がやたらと大きな家ばかりだし
進行方向には月光、後方を見れば夕日なんて不思議な風景を見れたし
現地ガイドさんのバツイチなんです!という告白もあったり(笑)
ひまわりの種を殻を破る、中身を食べる、殻を口から出す という作業を口の中だけで行うと眠気がこないという運転手さんの実体験(実際にひまわりの種を食べて実践したけれど、かなり練習が必要ということも分かりました)
などなどありましたが
なんとか翌日の朝には無事にホテルに着くことが出来ました
夜通し走り続けてくれた運転手さんには本当に感謝しています
ただ…普通に帰ることが出来ていたら、レストランでサーモングリルを食べる予定だったのですが
翌日も予定がいっぱいで、残念ながらそれは叶わないませんでした。
またいつかお金をためて、サーモンだけを食べにカナダに行こうと思っています( ̄ー+ ̄)
 
yoho.jpg
この写真はまさか山火事で簡単には帰れなくなるとは思いもしていない頃に
めっちゃキレイ!!!と感動しまくっていた時の風景です
 
人生の中で、一番長く車で移動した思い出もできた
カナダ旅行のある一日の出来事でした
 
投稿者 K.O